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“買う”より“借りる”が合理的?

― 令和世代の住まい方改革

「マイホームは人生のゴール」
そんな価値観は、もはや過去のものかもしれません。

令和の時代、特に20〜30代の若年層を中心に、「家は買うよりも借りるもの」という発想がじわじわと広がっています。高度経済成長期の「持ち家信仰」はすでに崩れ、“所有”よりも“柔軟性と自由”を優先する生き方が住まいの選択にも表れてきたのです。

本稿では、令和世代の価値観と、その背景にある社会変化、不動産業界の対応を探っていきます。

なぜ“買わない”のか? 令和世代のリアルな本音

令和世代が「家を買わない/買えない」理由は、単に収入や物価の問題だけではありません。背景には、より深い価値観の変化があります:

1. キャリアもライフスタイルも“流動的”が当たり前

転職、副業、フリーランス、海外移住。ひとつの場所に長く縛られること自体がリスクだと考える若者も多くなっています。

2. 金融的合理性の重視

住宅ローンを組む=30年以上の借金を背負うこと。将来不確実性の高い時代に、レバレッジを効かせた不動産購入を“危険”と見る傾向があります。

3. 所有はコストとストレスの塊

固定資産税、修繕費、老朽化、資産価値の目減り…。「買えば安心」という幻想が通用しなくなってきています。

4. 「豊かさ」の基準が変わった

物理的な家よりも、「好きな場所に住める自由」「好きな仲間と暮らせる環境」を重視する傾向が強まっています。

“借りる”という選択の進化形

「賃貸=仮住まい」という時代は終わりました。今、賃貸住宅も令和仕様に進化しています。

ライフスタイル特化型賃貸

サウナ付き、ペットフレンドリー、クリエイター向け、防音完備など、趣味や働き方に特化した賃貸物件が増加。

シェアハウスやコリビング

単なる家賃節約ではなく、“つながり”や“共感”を求める人たちの選択肢に。起業家・クリエイター向けの高級シェアハウスも台頭中。

サブスク住宅サービス

月額定額で全国どこでも住み替え可能な「アドレスホッパー型サービス」など、住まいも“サブスク時代”へ。

不動産業界も「貸す前提」で変わり始めている

これまで、住宅ビジネスの主流は「建てて売る」モデルでした。しかし今、“貸して回収する”ストックビジネスへと軸足を移す動きが加速しています。

  • 大手不動産会社によるリノベ賃貸事業の拡大

  • 築古物件を活かしたデザイン性重視の賃貸住宅

  • 家具付き・短期OKのフレキシブル賃貸

不動産投資においても、「出口=売却」ではなく「出口=安定運用」とする発想が強まっており、“貸して儲ける”市場の拡大が顕著です。

それでも“買いたい人”へのアドバイス

もちろん、家を買うことが悪いというわけではありません。
ただし、今の時代に合った“買い方”の戦略が必要です。

  • 将来的に賃貸にも転用できる立地・間取りを選ぶ

  • 資産性よりも**流動性(売れる・貸せる)**を重視する

  • あえて地方や郊外の中古物件をリノベして活用する

自分自身の人生観・キャリア観と照らし合わせながら、「なぜ買うのか?」を明確にしておくことが、後悔しない購入の鍵となります。

おわりに:住まいは“所有”から“体験”へ

令和の若者たちは、家を「資産」ではなく、「人生を豊かにするためのサービス」として捉え始めています。

  • どこに住むか

  • 誰と住むか

  • どう住まうか

この“3つの問い”が、今後の住まい選びにおける本質になっていくでしょう。

「買うべきか、借りるべきか」ではなく、
「どう生きたいか」を軸に、“住まい”を設計する時代が始まっています。